PROJECTS
尾道柿園さま
広島県尾道市御調町で柿の栽培と加工品づくりを行う柿園様で、自社のECサイトをつくりたいというご依頼をいただきました。元々楽天市場とYahoo!で商品を取り扱っており、リピーターが多く、毎年早々に売り切れとなる看板商品・干し柿を筆頭に、売上の見込みは十分にありました。限られたリソースでできることとして、既存のコーポレートサイト+自社ECサイトの1サイトを新規構築し、楽天市場の仕様やデザインのリニューアルを図りました。
「自社のECサイトを持ちたい」
コーポレートサイトと楽天市場、Yahoo!は元々運営されていましたが、自社のECサイトでの販売もしたいというお話をうかがいました。
販売能力のある、既存のECモール店舗を強化
スタッフの数が少ないため、既存のコーポレートサイトに加え、自社のECサイトのECモール2店舗の運営を行うことが現実的ではありませんでした。限られたリソース(予算と人材)の中で、売上に最もつながると予想された楽天ページのリニューアルを優先しながら、自社のECサイトの新規構築ができる方法をご提案させていただきました。
自社EC+コーポレートサイトの新規構築とECモール店舗のリニューアル
まずは予算の確保として、IT導入補助金申請のサポートをさせていただき、採択されたことでスタートしました。リピーターや口コミでの人気が高い商品であったため、電話でのお問い合わせや検索エンジンからの流入も多いと考え、その窓口になる場所として、新たにコーポレートサイト+自社ECサイトを構築しました。また、最も売上につながる楽天ページをトレンドに合わせた仕様やデザインにリニューアルし、そのコンテンツ(写真やテキスト)を自社ECサイト構築に流用して、予算を抑えながら進めました。
社内リソースを理解し、効率的なEC運営を実践
限られたリソースで優先すべきことをご理解いただけたことで、サイト構築やリニューアル制作を効率的に行うことができました。費用対効果と現状のリソースを客観的に見ていただけるようになりました。
サイトオープン後すぐに、注文続々
干し柿シーズン前のサイトオープン後すぐに注文が入ってきました。リピーターや検索エンジンからの流入で、商品購入ができるようになったのはお客さまにとっても満足いただけているのではないかと思います。
商品数を増やし、事業として成り立たせていく
売上は順調なのですが、今の売上では事業として回らない可能性が高いです。今後は、仕入れ商品を含め商品数を増やして、サイト上の商品ラインアップを充実させていくべきだと考えます。