PROJECTS
株式会社サイトウ撚糸(よろず糸屋)さま
岡山県津山市で、昭和42年の創業以来、糸づくり一筋で開発・製造している企業様で、IT導入補助金を使用して自社のECサイトを作りたいというご依頼をいただきました。糸という商材の売り方を考える中で、自社サイトの構築のほか、既存のモール型店舗での売り方をご提案させていただきました。
「コロナ禍でのニーズを継続させるべく自社ECサイトを作りたい」
小売りのほか、モール型店舗(楽天市場、amazon)での販売を行っていましたが、コロナ禍での裁縫ブーム到来による売上アップが続いたのち、その勢いが落ち着いてきた頃に、そのニーズを継続させるため、自社ECサイトを作りたいというお話しをうかがいました。
既存のモール型店舗をブラッシュアップする
まず考えたのは、費用対効果です。自社ECサイトの構築のご依頼でしたが、〝糸〟という商材の売り方を考えたときに、既存のモール型店舗でのさらなる売上アップを見込んだ、ページのブラッシュアップを念頭に置きつつ、自社サイトを構築していくべきではないかと考えました。
自社の強みを明確にし、表現する
自社ECサイト構築では、自社の強みが伝わるように〝日本製〟をキーワードとして目立たせたり、地方の歴史ある製造メーカーが直営する店だということがわかるよう、工場のある周辺の風景を取り入れたり、製造工程を丁寧に記載していきました。またそれら内容が楽天市場などのモール店舗に、円滑に横展開できるように設計、構築を実施しました。
戦略的な目線での運用が徐々にできるように
これまでEC担当者の感覚を頼りに運用をされていましたが、写真のセレクトやコンテンツの工夫など、戦略的な運用を徐々に身につけられていきました。
広告で集客を行いながら売上アップ
サイトオープン後、広告で集客を行いながら、売上も順調にアップしています。
お客様視点のコンテンツ作りが課題
自社サイトのコンテンツを充実させていくためにも、お客様視点に立ったコンテンツを検討していく必要があります。それにより、自社ECサイトの認知にも繋がっていくと思います。また、社内知識だけでのEC事業運用の傾向がまだ強く、今後は大阪や福岡などで実施されているEC関連の勉強会などに積極的に出席し、定期的に最新情報に触れることが必要だと思っています。